となりの八朔の実は青い

となりの芝生が青くなくとも、そこに生る八朔の実というものは青く見えるはずさ。自分でも何言ってるかはわかんねえっす。

コイケヤ プライドチップスを食べる。

ポテチが食いたい。

私、橘 八朔はバイト帰りに飲み物を買いにスーパーマーケットに立ち寄っていた。そこでコーラを手に取った私は、こう思ったのである。


ポテチ食いたい。できればフレークタイプではなく、ポテトを切ってそのまま揚げた方。


抑えきれぬ欲求のままにポテチコーナーへと駆けた私は、ありとあらゆるポテトチップスと対面する。


コイケヤカルビー、なんかよくわかんないとこの安いやつ。どれも百円を切っている。

どうしたもんか。ポテチは食いたいが、特にこれといって食いたいメーカーのものはこれといってない。ただ、美味いポテチが……


美味いポテチ。



あった。


それが、今回のコレである。

f:id:tatibana568:20170611192426j:plain




コイケヤ プライドポテトのりしお。



フライドではない。プライドである。


コイケヤが魂込めて作り上げた、最高のポテトチップス。


一つ120円。比べてみると、他のポテトチップスとは1.5倍ほどの価格差である。


一体なにが、このポテトチップスを押し上げているのか。


気になった私は、即、レジへと向かうのだった。




家へと帰り、コーラの栓を開ける。グビグビ飲んでから、プライドチップスへと手を伸ばした。



まじまじとパッケージを見てみると、こんな写真が。


f:id:tatibana568:20170611192707j:plain


うそつけ!!!!!絶対そんな風に作ってねえだろ!!!!!

そうは思いつつも、パッケージに書いてある日本産じゃがいも100%、日本産のり100%、塩は三種ブレンド、唐辛子も三種ブレンド。


たしかに、かなりのこだわりようである。スマートなパッケージの割に量は普通のポテトチップスとなんら変わらず63g。


情報は確かに良いことが書いてある。しかしだ、食品というのは、口にして初めて、その真価を発揮する。


そのこだわりを感じるべく、私は封を開ける。ポテトチップスなのだから、ハサミなど使わず手でぶち開ける。



ムワッとした。



鼻に刺さるは海苔の香り。ほのかな辛味の香りは唐辛子。なんと……香りだけで美味い……


大きい一枚を手に取り、実食。














ウンメェ〜!!!!!!!!!!!!!








ふんだんな海苔に程よい塩加減、サクリとする芋!!!!!!!!!!!!噛むと広がるポテトチップスのりしおの味。



これが、本物。本物の、ポテトチップスのりしおである。




コイケヤ プライドチップス のり塩

濃厚な海苔の味わいに広がる芋と塩気。コイケヤの本気とこだわりを、舌で感じよ。