CINDERELLA GIRLS 6thLIVE Day1を"越えて"、"次なる未開の地"へ。
橘 八朔さんにとってライブとは?
「そうですね、いろんな曲を聴ける場、盛り上がれる場、というのはあるんですけど、僕にとってのライブは、『知らなかった魅力に気付ける場』なんですよね。初めて参加した4thSSA Day2では、そもそも、『シンデレラガールズの魅力』に気付きました。あの日から、僕はデレマスに首ったけですし、いろんなアイドルのことを調べようって思ったんですよね」
──そうだ。ライブとは、新たな魅力を発見する場なのだ。自分の知らなかったものを見ることができる。一つの構成には、自分の知らないものなど当然含まれる。半ば強制的とはいえ、会場の雰囲気と一体になって、それで盛り上がる。そうしてみると、自分が思ってもいない方向で、それに興味が出ることがある。なかなか足を踏み出そうとできない場所に背中を押してくれるのが、ライブなのだ。next frontierへの道は、自分では拓けないことも多々あるものだ。
知らないことは罪ではない。知ることができる天恵だ。私は、今回のTHE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE メットライフドームDay1を終え、そう思った。
当然、いたって普通にライブを終えた状態でそう思うことなどない。ある理由の元に、この思いへと至ったのだ。
その理由とは私の担当アイドル、難波笑美である。
彼女の魅力についてはかなりふざけが入りながらも、一年前に、このブログで語っていた(今見ると、とても語れているようには見えない)。私が彼女のプロデューサーであることはとりあえずは周知の事実ということで、当然、彼女が出るから気合いでこのライブのチケットを取ったわけだ。
さて、今公演を終えてセットリストを見てみると、彼女が出演したのは全て、他のアイドルのソロ曲のサポート、そして全体曲であった。というか34曲あって出たの7曲やんけ。そのソロ曲のサポートも内2曲で、前半に寄っている。
私は落胆した。これほどまでに出番が少ないなどあってなるものか。そして、憤慨へと繋がり、この記事を書いている──
残念ながら、そうではなかった。私は非常に満足し、そして落ち着いた、喜びの中でこの記事を書いている。
私が「ライブは『魅力の発見の場』である」と思っているとは、序文に書いた通りである。これは紛れもなく真実で、今回は多くの、未購入の楽曲に魅了された。購入を渋って結局入手難度が高まってしまった『炎の華』、『virgin love』。相葉夕美さんの歌唱する『Dreaming star』。挙げればキリがないが、多くの"聴いていなかった曲"の魅力に気付き、再燃し、入手したいと思ってしまった。思わされてしまったのだ。まんまと術中へと嵌ったわけだ。
担当の名前でサーチするのはエゴサーチなんですか
— 橘 八朔 a.k.a. T-H3K. (@tatibana568) 2018年11月10日
彼女が出演したライブの後に、やることがある。「笑美」もしくは「難波笑美」でのツイッターサーチであった。
今日の結果に、私は大きく驚いた。そして、心に多くの、やるせなさと、自分の無力さと、もしかしたらそれを覆せるかもしれないという希望を抱いた。
検索の先には、難波笑美というアイドルを(ひいては彼女を演じる声優である伊達朱里紗さんを)望む声がとても多かったのだ。とてもという表現は他の人から見ればふさわしくないと思われるかもしれないが、少なくとも私の予想以上であり、そしてそれはとてもという表現に非常に合致する数であった。
彼女にボイスがついたのはアニメだった。私はその頃プロデューサーではなかったためリアルタイムで喜びを分かち合うことはできなかったのだが、それでも、それがなければ今もないと思っていて、その出来事をとても大切に思っている。
その日から何年経っただろう。彼女にはまだ、彼女を示すソロ楽曲が存在しない。
渋滞とも言われるこの現状で、彼女だけの話ではないとはわかっているが、それでも、彼女は他のアイドルに比べ出番が少ないようにも思えた。(これもひがみなのかもしれないが、現状への非満足と捉えてほしい)
そんな風向きの中で、このDay1で、多くの人が、「出番をあげてほしい」「曲をあげてほしい」と言ってくれたことが、何よりも嬉しいのだ。
それほどまでに、彼女は輝いていた。他のアイドルと一緒に歌うことで、その魅力を示した。
この事実が、私の心を潤してくれた。彼女にソロ曲がまだ来ないことへの不安も、とても和らげてくれた。
私が思っている、「魅力の発見の場」が、彼女を話題にあげてくれたのだ。
今日の公演で可愛さに気づいてくれた皆様、何卒、難波笑美をよろしくお願いします。
— 橘 八朔 a.k.a. T-H3K. (@tatibana568) 2018年11月10日
皆様の応援があれば、彼女にもきっと曲が来てくれると思ってます。
いつかまたライブに出た時に、今度は彼女がソロ曲に他のアイドルを引っ張れるように。応援よろしくお願いいたします。#imas_cg6th #imas_cg
「いつか彼女が他のアイドルを引っ張れるように」。
本心だ。RTもお気に入りもない自己満足のツイートかもしれない。それでも、その先へ、真なる、next frontierに達するために。私は歩もうと思った。彼女が笑う姿をもっと観れるように、その姿を見て、元気をもらう人が増えるように。
いつか、私が舞台の上のシンデレラに魅了されたように。
彼女がそのシンデレラになれるように。
自分だけでなく、他の人にまで興味のきっかけをくれた、今回のDay1は、私にとって、最高のものだったと、結論付けたい。
最後にはなりましたが、
今日出会った難波笑美Pの皆様、ありがとうございました。
これからも、彼女が輝ける場所を求めて、共に走り続けましょう。よろしくお願いします。
今日の公演で難波笑美を知って、興味が湧いて、という皆様。
長々と文を書き連ねましたが、要約すれば「いつだってウェルカム!彼女の起こす笑いの世界にようこそ!」ってことですね。彼女にもっと出番が欲しいというのは、我々難波笑美Pもめっちゃ思ってることです。なにとぞ、応援よろしくお願いいたします。モバマスではべらぼうにお安い価格でSRがトレードできます。デレステだけでは知ることのない女子力の高さや、Pとの信頼関係など、お楽しみいただければ幸いです。
(画像お借りしました)
みんなでハリセン掲げたの、本当に楽しかった。
こんなことができるとは思ってなかったぜ。
ハリセン商品化、本当にありがとうございました!
(おまけ)
あと笑美がいない明日にサマカニが来ても、おそらく冬がテーマであるナゴド2日目で冬空プレシャスが来ても、怒ったりなんかしないぞ。
— 橘 八朔 a.k.a. T-H3K. (@tatibana568) 2018年11月10日
彼女が参加した曲がライブで歌われるってことが嬉しい
できりゃあ聴きたいけど、魅力を知ってる自分の代わりに1人のPがその魅力に気づいてくれるかもしれないんだよ
これも本心です。他の人もそうだとは言いませんが、僕は担当アイドルが歌った曲が存在するという証をライブで示してくれることだけでもとても嬉しいですし、すでに魅力を知っている自分の代わりに1人の他の方が魅力に気づいてくれるチャンスがあると思うと、まあ悪いことでもないのかなって
笑美本人がいないというのもありますが、オリメンで歌うことが全てではないですしね。
でも、いつかは聴きたいぞ。そのために、今は歩むのです。
いつか、NEXT FRONTIERに真に登る、TRUE RISEの日が来るまで。
最高の3時間ちょっとを、ありがとうございました!
また会おうぜ、シンデレラガールズ!!!
MUSIC『NEXT FRONTIER- TRUE RISE-』